とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

ネイサンも昌磨がいない事を知ってくれていた。

やっぱりネイサンはいいヤツだ。

 

ちゃんと昌磨も写真に入れてくれている。

そして、ちゃんとリスペクトしてくれている。

olympics.com

現役後半は、ネイサンがぶっちぎりな感じだったけれども、

試合では拮抗していた時期もあったと思う。

 

シニアにあがったのは、昌磨の方が先で、結果を出していたのも昌磨が先。

でも、ピーク時期がちょっとずれていた感じはする。

 

「昌磨と対戦できて光栄です。私たちは文字通り赤ん坊の頃から一緒に競技をしてきました」とチェンは笑顔で語った。「競技をしていないこの数年間、一歩引いて、昌磨が成し遂げたこと、そして当時もまだやっていたことに本当に感嘆することができました。とても感動的でした」

「昌磨がアスリートとして、素晴らしい模範となってくれたことに感謝します」と彼は続けた。「そして、ご存知の通り、彼は私が競技で最高の成績を収められるよう、大いに後押ししてくれた人です。本当にそういう人が必要なのです。」

"It's been an honour to compete against Shoma; he and I have been competing together since we were literal babies," Chen said, smiling. "Over the past couple of years when I wasn't competing, being able to take a step back and really, really marvel on what he's accomplished and what he was still doing at the time. It was very impressive."

“Thanks to Shoma for being the athlete that he is, being such a great role model,” he continued. “And also, you know, someone who has pushed me a lot to achieve my best at competitions; you really need people like that.”

昌磨はネイサンを「好き」といいつつ、リスペクトし、ネイサンもそれに応えている。

本当に国境を越えた好敵手だったのだな、としみじみ感じる。

 

昌磨は本能的に、ネイサンは理性的に相手に対して、感じるところが多かったと

思う。

お互いに、言葉はほぼ通じなくて、でも立ち居振る舞いとか、見ていると解るよね。

お互いにいいヤツだって。

 

今回の五輪でも、国として、アスリートとして戦ってはいるけれども、

いざ闘いの舞台から降りると、一アスリートとしてリスペクトし合っている姿が

見られて、良かった。

 

体操の橋本くんの、自分の演技が終わってからの立ち居振る舞いは、ネイサンを彷彿とさせて、こういうところが真剣勝負の先の美しいもののひとつなんだよなぁと

思うのである。

 

体操とか、個人競技なのに、本当に団結していてよかった。

これもずっと団体戦があるからなんだと思う。

フィギュアも、五輪だけじゃなく、ワールドにも団体戦を入れれば(国別の立場は。。。。)もっと団結は強まるのかな。

 

と言う事で、北京の借りをパリで返してもらったけれども、やはり日本チームが

全員揃えれなかったというのは、悔しい。

アメリカのように、強く日本にも抗議してほしかった。

駄目だったのかもしれないけれども、スイスのショーが決まる前に、団体が決まっていたら、どうなっていただろう。

昌磨はどちらを選んだだろう。

いくらステファンがショーに専念してほしいとはいえ、先に決まった方を優先しただろうか。

 

それもこれも、ロシアのせいであることは間違いないのだが。

 

ネイサンが昌磨が来れない事を認識している、と言う事で、またもやってきた。

 

【今日の独り言】

やっぱり、ネイサンと昌磨がパリ五輪の表彰台で一緒に表彰されて欲しかったと

しみじみ思う。

しつこいかもしれないが。

 

 

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