フィギュアネタではないが、フィギュアでも同じことが起こっているので、
書き留める。
月曜日の話題ですが、兵庫県知事選挙の結果を見て、皆さん、どう思いましたか?
正直兵庫県知事の問題は当初から見ていなかったので、詳しくはないのですが、
色々と問題が各所である気がします。
もともとの県民局長の自殺と知事のパワハラ、そしておねだり問題。
一番の問題は、自殺問題とパワハラ。
おねだりはその次です。
ただ、マスコミは面白おかしく、後半にはおねだりにフューチャーしがちだった気がします。
百条委員会もすべて放映された訳ではないですが、一番の問題が報道されたのだろうか、ということ。
問題がどこかへ行ってしまっている。
公益通報窓口に送られた文書の問題の処理があやまり、自殺者を出してしまった事。
この問題がニュースで挙げられている最中、SNSでは知事を陥れようとしている陰謀説がまことしやかに流れていた。
テレビはそのことには触れず、面白おかしく報道が続けられていた。
出直し選挙が始まった時、ひょっとしたら当選するのではないだろうか、と
思っていたら案の定。
斎藤元知事は、悲劇のヒーローに仕立て上げられて、当選。
逆に現職県議が、SNSでの誹謗中傷で辞職。
どうなっているのか、おかしいと思わないのか。
狂っている。
SNSというものは、マスコミより怖いかもしれない。
マスコミはスポンサーがあることと、選挙に対しては既得権益の問題などで、
特定の支持者の事について、報道できない部分がある。
SNSでは規制がない。
だって大きな落書き版であるから。
好き勝手書き込んだり、アップしたりすれば、それがひとつの真実として
認められてしまう風潮がある。
でもその情報は本当に正しいのか。
調べる術は、あるのかもしれないが、ものすごく時間がかかる。
ただ、判断する事、疑問視する事はできる。
それは自分で考える事。
溢れかえっている情報から、真実を見つけるためには、それしかない。
フィギュアでも同じ事が多かった。
敢えてどのことかは言わないが、ネットニュース、テレビの情報番組、インタでさえ、
まったく正しい事を放送している訳ではない。
いや、正しい事でも編集の仕方によって、与える印象が変ってしまう事がある。
なので、しっかりと見つめる必要がある。
私も、報道に流されていた部分が多かった。
ソチ以降、Twitterを始めたら、出るわ出るわ色んな情報。
その時は自分で探している記事しか信じてなかった。
でも、見たくない記事でも一応読んでいたので、それが心の奥に降り積もっていっていたのだと、今にして思う。
それがあるキスクラの発言を見て、何かがはじけた。
あれが、私がくすぶっていたものが晴れた瞬間だった。
たとえその選手の発言を聞いたとする。
でも、行動と一致しているか。
立ち居振る舞いはどうか、と見ていれば、なんとなくわかるようになるのだ。
自身が語った言葉ですら、真実ではないこともある。
いや、その選手にとっての真実で、私たちの真実と事実とでは違うかもしれないのだ。
兵庫県はこれからどうなるのだろう。
片方のSNSの情報を信じた県民はどうなるのか。
若い世代が多かったらしいが、少々危惧する部分が多いのではないだろうか。
これからしっかりと見つめて、判断して行って欲しい。
自分たちが住む町。自分たちが預ける県の治政。そして税金。
預けるにふさわしい知事か、議会か。
間違えていたら、また戻っていくのも必要だと思う。
【今日の独り言】
THE TIME、で安住アナがマスコミの反省点を述べていたが、
彼一人しかそういう事言ってないのでは?
マスコミの良心である彼がいなくなったら、どうなるのか。
もっと責任もってほしいテレビ局たち。