アジア大会が始まっていますが、全然見れていない(´;ω;`)
アジア大会といえば、昌磨の忙しい現役時代を思い出す。
チャレンジャーシリーズ、GPS、GPF、全日本、四大陸、アジア大会、
プランタン杯、世界選手権、国別と恐ろしい戦歴の年があった。
よく途中のリタイアなくして、現役を続けられたものよのう、と感じ入る。
ちょうど3年前のこの時期。
北京の男子FSがあった。
会社を早退して、1人テレビの前で座って、男子FSを観ていた。
たぶん、今シーズンで現役を引退するであろう、ネイサンと。
まだ去就が決まっていない昌磨と。
これが初めての五輪のゆまちと。
ネイサンは平昌で成し得なかった事を。
昌磨は本当の復活の証を。
それぞれ掴みに来たと感じていた。
コロナの隔離状態での試合は、最悪のコンディションだった。
しかし、二人はやり切ったな、というのが印象でした。
私は一番はネイサンのファンだけれども、その次同じくらいよりやや薄めで
昌磨ファンである。
なにせ、MIZUNOのコラボは全回購入しているし、unocafeのオープニングイベント、誕生祭、それ以外にも通っている。
コラントッテだって購入して、ウェアも買ってたり、イベントも当たって行ったりしている。
(十分濃い宇野ファンだ)
スポーツの世界なんで、結果を追い求めるあまり、〇〇選手のファンなら、▲▲選手の
ファンってのは、おかしい。というのもあるだろうが、この二人にファンに至っては
そういう気遣いは皆無である。
昌磨がガチのネイサンファンであるし、ネイサンも昌磨を認めている。
そのため、ネイサンファンは、昌磨のファンでもあるし、昌磨ファンはネイサン好きなんだと思う。
そういうのってあるよね。
正直キム・ヨナのイメージが脱却できていない(未だに)私でも、ジュンファンが
昌磨が大好きで、THEICEのわちゃわちゃと、自分のそばでにっこり笑ってくれたため、好きなスケーターになってしまったし、吉岡望くんが、テン君推しだと聞いたら、「推せる・・・」と思ってしまったし(笑)
特にフィギュアスケーターは、個人競技ではあるけれども、タイムレースではないので、他の競技より、自身がライバル、自身が満足のいく演技をすることにフューチャーする要素が多いのだろうし。
平昌の時も、ネイサンが惜しかったと結果を見た後、私は、
「せめて昌磨、金取ってくれ」と思ったのは、偽らざる事実。
北京は昌磨と一緒で、みんなパーソナルベストだったら、ネイサンが金メダルなのは火を見るより明らかだったので、みんなベストパフォーマンスできたらいいな、と思っていた。
そのあとのモンペリエのワールドは、ネイサンが出ると思っていきたかったが、後にして思えば、あのパンデミックの中、ギリギリの精神力で金メダルを獲得したネイサンが、お休みするかもしれないと言う事がチラとも思わなかった私。
でも、さすがのネイサンも五輪の金の後にはスキが出るかもしれない。
その時には、昌磨にワールドの金を獲ってほしいと思っていた。

じゃゆまちはいいんかい、という声もあろうが、それはまた別問題なのだ。
ネイサンと昌磨の歴史とゆまちの歴史は、全く期間も密度も違うのだから。
ゆまちはこれからのスターである。
もちろん北京で銀も素晴らしかったし、取れてよかったと思うが、
やはり金はネイサンのものであると思っていたので、金が取れなくて残念だね、とは
思わなかった。
今、テレビとかメディアは深夜にしか見れない生活だが、残っている北京の演技を見返すと、ものすごく遠い過去のような、つい先日のような、不思議な気持ちでいっぱいになる。
あれからネイサンは、医学の道に。
昌磨は引退して、プロスケーターに。
そしてYoutubeではゲーマーの世界に関わろうとしている。
2人とも充実しているようなので、安心だが、一抹の寂しさが襲う。

フィギュア熱のピークが醒めてしまった感である。
いずれやってくるとは思っていたが、今そんな気持ちである。
もちろん今後も全日本は観に行きたいし、名古屋のGPFもいきたい。
ただ、推しの選手の演技中、テレビの画面を見れない~と思うほどの熱量が
やってこないと言う事だ。
試合を観戦するというのは、そういう熱量と、期待と、緊張と色んなものが交じり合っているのだから。
好きなプロスケーターはたくさんいる。
でも、この気持ちは、現役選手にしか持てないものだ。
期間限定なのだ。