とかくに人の世は住みにくい

わざわざ当ブログまで読みに来てくださってありがとうございます。趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

記録と記憶と、フィギュアとアスリートたち。

非常事態宣言が出ました。

遅いか早いか、緩いか、厳しいか、今は判断できませんが、

多くの人が事の本質を理解して、行動するようにしないといけないですね。

 

100年前のスペイン風邪の時より、情報伝播力が半端ない今。

情報の取捨選択能力が問われます。

今一度情報を鵜呑みにせず、多方面からの視点を大事にし、

咀嚼した上で、考えないと、いらぬデマなどの翻弄されて疲弊し、

争いが生まれる。

 

日常生活、経済活動でもそうなのに、

アスリートは今、どうしているのでしょうか。

そして、どう考えて今を乗り切るべきか。

 

Twitterで為末大さんの発言をみかけました。

 

元、五輪アスリート

私たちなんかよりもっとも彼らに近く、どうすべきか、考えられる人の発言は大きい。

そしてそれは、一般社会人としての考え方も再考させられるものも、少なくないです。

 

為末さんのブログの文章をお借りします。

     ↓  

tamesue.jp

 

 

 コロナウイルスで、大会、オリンピックがなくなった今、アスリートとしてどう行動するか、が書いてあります。

まず、緊急事態宣言が出た翌日から、私は皆さんに一旦競技に関連するトレーニングを(部活も含む)少なくとも二週間停止することをお願いしたいです。緊急事態宣言は1ヶ月とも言われていますから、状況を見て1ヶ月間は覚悟しておいていただきたいです。何か補助的トレーニングを行うにしても集団で行うことを避け、安全を確実に確保した上であくまで個人で行い接触を避けることを徹底してください。これまでせっかく作り上げてきたのにトレーニングを止めることに抵抗がある方の気持ちもよくわかりますが、総合的に判断し、一旦停止すべきだと考えています。

 

そして3つの問題に分けて述べています。

1. 感染症の問題

2. 名誉の問題

3. 精神衛生上の問題

 

一度停止するのは、怖い。

特に、毎日コツコツと身体を作り上げて、感覚を研ぎ澄ましていく。

それが寸断されるとなると、自信もなくなるし、今までやっていた事を

やらない日常を送る、という恐怖感にさいなまれると思います。

 

しかし、よく考えるとアスリートは、通常でもこのような状態になることもあるのではないでしょうか。

どういう時か。

怪我をした時です。

いつ治るかわからない焦燥感。

ライバルにおいていかれそうな、不安。

元どおりの世界に戻れるのかどうか。

そして当たり所がない。

誰が悪いわけでもない。

 

その時もこれを読んで落ち着いたらいいですね。

 

アスリートにとって、結果は最大に重要ですが、

記憶に残るのは、結果=数字なんでしょうか。

 

今年の勝敗はもうさほど重要ではなくなっています。戦いは個人の心の中に移っています。
少しだけ先輩の私からはっきりと申し上げますが、こういった状況では、誰が勝ったか誰が負けたか、どのような記録が出たかではなく、誰がどのように振る舞ったかの方がよほど皆の記憶にもそして自分の記憶にも残ります。そして、あの時に恥ずかしくない行為をしたという自分の過去ほど将来の自信になるものはありません。他人は騙せても、自分の心はずっと静かに自分のことを見つめ続けているのです。

 

少しだけ反論させていただくと、今年の勝敗はさほど重要でない、というところに

少し疑問があります。

だって、ネイサンのGPF、全米は素晴らしかった。

平昌以降の彼の進化の過程が見られた。

それがしっかりと、数字となって表れていた。

それがなくなってしまうというのはあまりに悲しい。

でも、どのようにふるまったか、という点においては

激しく同意です。

ネイサンはいつも謙虚です。

圧倒的に勝っても「このルール上の勝者でしかない」とか

「まだまだユヅルには敵わない」という謙虚とスペクトの気持ちを忘れていない。

それが、数字となって表れつつあると信じています。

 

もし、数字だけが記憶に残るのであれば、ソチの真央ちゃんのフリーは

どう説明したらいいのだろうか。

それは為末さんがここで教えてくれた気がします。

 

 

 

記憶と記録がリンクしないものもありますし、記録で記憶されるものがあります。

陸上なんかは、まず記録ありきですよね。

いかに早く走る事が、記憶に残る。

それだけではないスポーツもあります。

 

その中の一つにフィギュアがあるのだと思います。

なんと難しいスポーツなんだろう。

 

話は少しそれましたが。

コロナで自粛中の私たちも、同じだと思う。

自粛、という通常とは違う世界。

 

そこをどうやってやり過ごすか。

元の世界に戻るために、どうモチベーションを保っていくか。

 

選手一人一人、合う方法はいろいろですよね。

 

たとえば、ネイサンは、あまり家にじっとしているのが苦手だったと思う。

でも、昌磨はこもるのは嫌いじゃない(むしろ好き)はず。

 

そこで、この災厄から明けた時、二人の気持ちがどう変わっているのか。

楽しみでもあり、怖い気持ちもあります。

 

でもどうぞ、二人、いや、すべてのフィギュアスケーター、そしてアスリートが

気持ちよくスポーツに専念できる世界となっていますように。

 

 

 

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