とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

トゥルソワ先輩の移籍に寄せて

びっくりです。

 

おとといの深夜、トゥルソワ選手の移籍の可能性??というSNSが流れ、

昨日中には、プルシェンコ師事が決定となり。

今朝には、すでに振付師を探しているとニュースが駆け巡っています。

 

 SNSではシニアにあがる前から「先輩」と愛称がつくくらい、

人気もののトゥルソワ選手。

 

私も「先輩」と呼ばせていただきます。

 

jackfigure.com

 

色んなニュースがあるので、ジャッキーさんのがまとまっていると思われ、

お借りしますね。

 

プルシェンコの下で訓練するためにエテリを去る2度の世界ジュニアチャンピオンのトルソワ

2度の世界ジュニアチャンピオンのアレクサンドラトルソワは、エテリツベリッツェ監督の4人組ジャンプスターのスターの1人で、モスクワのアカデミーでスケートの伝説のエフゲニープルシェンコの下でトレーニングするためにグループを去っています。

ニュースはプルシェンコによって水曜日にロシアの通信社TASSに確認されました。

15歳のTrusovaは、昨シーズンのグランプリファイナルとヨーロッパチャンピオンシップの両方で3位になりました。彼女は2018年と2019年の両方で世界ジュニアタイトルを獲得しました。

「サーシャは何年もの間サンボ70で滑っていたと思う」プルシェンコはTASSに語ったと伝えられた。「リーダーシップとコーチと適切にコミュニケーションする必要があります。人生は、アスリートが時々別のコーチに移動するようなものです。これは正常だと思います。」

トゥルソワ新コーチにプルシェンコ

2度に渡って世界ジュニア選手権を制したアレクサンドラ・トゥルソワはエテリ・トゥトベリーゼの元を離れフィギュア界の巨匠、エフゲニー・プルシェンコにモスクワで師事することが明らかとなった。

この情報はロシアのタス通信(TASS)によりプルシェンコから正式に確認された。

現在15歳のトゥルソワは昨シーズンのヨーロッパ選手権、そしてグランプリファイナルで銅メダルを獲得した。また、彼女は2018年と2019年に世界ジュニアチャンピオンに輝いた。

「サーシャ(トゥルソワ)はサンボ-70で何年もスケートをしていました。コーチとのコミュニケーションはとても大切です。一生の中でアスリートがコーチを変わることはあるのでこの様な変化は一般的だと思います」プルシェンコはタス通信に伝えた」。

Google先生に訳してもらいました(トホホ)

 

そしてトゥルソワ先輩だけでなく、ロザノフコーチまで一緒に移籍とは!!

www.sports.ru

 

フィギュアスケートの2度のオリンピックチャンピオン、エフゲニープルシェンコは、セルゲイロザノフ監督が彼のアカデミーでキャリアを続けると語った。

2018年以降、ロザノフはロシアのエテリトゥベリッツェの名誉あるコーチのグループで働きました。

今日、ジュニアの間で2回の世界チャンピオンであるアレクサンドルトルソフもツベリッツェグループを去り、プルシェンコの指導の下で訓練することが知られました。

「また、セルゲイ・ロザノフがやって来て、私たちは1つのチームで働きます。セレザは非常に真面目なスペシャリストであり、彼はアスリートと素晴らしい仕事をしてきました、そして私は彼の側でそのようなバランスの取れた正しい決断に非常に満足しています。

先ほど言ったように、プルシェンコアカデミーは発展し、間もなくオリンピックチャンピオンを表示するようになるでしょう」

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左のイケメンですね(笑)

個人的には、デュダコフさんが好きですが、ロザノフさんもかっこいいなぁと

思っていました。

ただ、キスクラには、エテリ、グレイ、デュダコフ三名が座る事が多くて、

この方がキスクラに座った印象があまりない。

フランス杯もデュダコフさんがいらっしゃっていました。

 

エテリチームは、デュダコフさんが来てから、さらにジャンプが強くなったといわれていますが、たしか、ロザノフさんもハーネスを使って練習させている姿を

SNSで見かけた気がします。

 

エテリチームは今や人数もすごい。

男子も増えて、コーチ陣の数が足らないところに、トゥルソワ先輩とロザノフさんの離脱。

痛い、痛すぎる。

 

アスリートとして挑戦するトゥルソワ先輩

 

今、エテリチームの「4A」として注目を集めている

アリーナ・ザギトワ

アレキサンドラ・トゥルソワ

アンナ・シェルパコワ

アリョーナ・コストルナヤ

4名。

ザギちゃんは休養中のところ、トゥルソワ先輩が抜けるのも、寂しい。

 

しかし、昨シーズンの結果を見ると、むべなるかな、といったところ。

JOに出て、華々しくジュニアからシニアデビュー、四回転を跳ぶ女子選手として

紹介されたが、その後GPSはシェルちゃん、コスちゃんとバラバラにインされて

いたので、三人とも完全優勝。

しかし、GPSはコスちゃんが優勝。

ロシア選手権ではシェルちゃんの後塵を拝し、ユーロでは銅メダル。

四回転の種類が一番多い彼女が、三人で競うと勝ててないのだ。

 

女子の四回転には、色々問題視する人もいる。

怪我につながるから、辞めさせるべきだとか。

 

でも彼女たちはアスリートなんですよね。

だからできるものにはチャレンジしたい。

現実「ジュニアには飽きていた。シニアで挑戦したい」と言っていた彼女。

北京では全種類の四回転を跳びたいと言っていた彼女。

 

本当にすさまじいほどのアスリートです。

 

コスちゃんは四回転は跳べないけど、3Aとのびやかなスケーティングが

シェルちゃんは可憐な演技と高難度4LZと4F(チャレンジ中)が。

 

トゥルソワ先輩は、4Tと4Sを武器に持ち、4LZ、4Fも手中に収めている。

しかし、若干安定していない。

そして試合によっては組み込んでいないことも多かった。

エテリチームとしては。

きっとGPS全試合をチーム・エテリで独占するため、安全策を取ったのだろう。

そして彼女ら三人がファイナルへ出られるように、との作戦だったに違いない。

 

しかしこれが彼女に微妙な変化をもたらしたのかもしれない。

試合でチャレンジし続ければ、後半のユーロ、ワールドで成功率もグンと上がっただろうけれども、回避し続けているとだんだん実戦での感覚が鈍くなる。

アスリートトゥルソワにしてみたら、それは耐え難い事だったに違いない。

 

シェル、コスに勝つためには、4回転の成功率をあげないといけない。

その機会が与えられず、ジリジリしている中、ワールドが開催されずと来た。

 

本当の事は本人しか知らない

 

と、まぁグダグダ述べて来たけど、実際のところ、本人たちしかわからない。

今回の移籍は、本人もご両親もキチンと筋を通して、検討したようです。

他の情報によると、複数のところを検討したけど、プルのところに落ち着いた、と。

 

ひょっとしたら、アメリカとかも考えたかも、ですが、このコロナの影響もあるし

ロシアが何人も海外移籍を認めるとも思えない。

 

仲の良いライバルとして、仲良く頑張ってきた仲間と別れを告げて、移籍する。

とても辛い事かもしれないけど、感傷に浸るだけの時間はない。

 

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次の北京には、同じチームのワリエワなどが控えている。

ちょっとでも油断したら、この三人の牙城を揺るがす。

 

真央ちゃんが今応援している選手として

トゥルソワちゃん、ネイサン、そして(無条件に)昌磨を上げています。

 

彼ら彼女らのアスリート魂にひかれての事と思います。

私も大好きだから、このコメントを見て、うれしかったな。

 

特に今年のトゥルソワ先輩を見ていると、転んでも転んでも

立ち上がりジャンプする。

そんな姿にも感動していました。

 

コーチ、チームとの不和も揶揄されているのですが、

そんな簡単な理由で、移籍を決めたわけでもないと思うのです。

 

勝つための戦略と、アスリートとしてのチャレンジが不和を起こしたのかも

しれません。

 

 

希望はあるが、大きなプレッシャーも

かつての金メダリスト・プルシェンコも、チャレンジの人でした。

チャレンジャーアスリート・トゥルソワと組むとどんな相乗効果があるか。

世界中が固唾を飲んで見守っています。

 

うまくいって、当たり前。

うまくいかなかったら、双方傷を負います。

 

それでも挑戦するトゥルソワ選手に、大きなエールを送りたいと

思います。

 

 【今日の独り言】

噂によるとラファのとこも希望していたとか・・・・

そしてサム坊も移籍の噂・・・??

ますます目が離せないロシア

 

 

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