まぁ、なんですね。
すでに決まっていた事だったのでしょう。
不思議なのは、森さんの時と違って、マスコミも海外メディアも
そんなに騒いでいないということ。
街の人の声は、マスコミが選んで報道しているので、あまりあてにはなりませんが。
正直、東京五輪を成功させたいのであれば、橋本氏か安部さんではないかと思っていました。(いい悪いは別として)
これからたった五か月の間に、IOCと東京都と政府との調整をつけ、
コロナ対策に関しても判断していかないといけない。
会長として橋本さんが有能だからではないと思います。
ある程度状況が説明せずとも理解でき、どこかの意思のまま動く傀儡の会長が必要ならそうなるのだろうと思っていました。
(まぁ、安倍さんはちょっと違いますが)
今回の騒動について気持ちを収めるのは、スケオタとしては難しい。
しかし、今回は当の本人に腹を立てるより、その路線を進めた人たちに問題がある。
橋本氏の過去に行ったことは、消せない。
だから、今回はふさわしくない、と思っていますが、彼女に決めた組織は、
「反省すればいい」というスタンス。
あげく「男みたいな性格だから」だの「フィギュアでハグは日常的」(ハグが問題ではなかったはず)など言い放つ議員がいて、こっちの方もかなりの問題だと感じた。
今回の問題は、森さんだけではなく、我が国の行政の中枢の人達が、男女平等ということが全く理解できていないという事なのだ。
橋本聖子氏のような、あんな強いアスリートさえ、あの伏魔殿にいるオヤジ達に勝てないのだ。
彼女の選手時代は、すごかった。
うちの妹も一緒の試合に出ていたからよくわかる。
でも彼女は強かったけど、父親はもっと強かった。
封建的な父親のいう事は素直に聞いて、選手としてやっていたような印象をうけていた。従順なそして耐える事に強い選手だったと思う。
彼女はたぶん会長職に就きたくなかったという印象を受けた。
でも受動的な彼女は、そのように追い詰められていったのではないか。
五輪まであと1年なら、彼女以外の選択肢もあっただろうが、あと5が月しかないところに、彼らに理由を与えてしまった。
彼らは女性(もしくは自分たちに抵抗する人物)では困るのだ。
何が何でも東京五輪を開催するためには。
そのために、件の事件がまたSNS上に流れて、高橋選手にとって辛い状況となってしまった。
橋本氏はそれも避けたかったと思う。
あの時彼女はたぶん本当に悩んだのだと思う。入院してげっそりとして出てきた。
だからと言って、許されることではない。
ただ、反省はしても、治ることはなかった。
池江選手へのコメントをみてもわかる。
治る、というか政界に染まったのか、それは私にはわからないが、
恐ろしい毒をもったところ、ということはわかった。
絶望しているのは、私も他のスケートファンやら、市井の方たちも同じだろう。
だがしかし、こうなった以上は、東京五輪が参加するアスリートファーストになる大会になるよう祈るしかない。
橋本氏がここで力を発揮できれば、少しは報われるというものだ。
過去は消せないが、過去に向かうより未来に向かって行くしかない。
願わくば。
髙橋大輔選手との写真が、これ以上流れない事と、それが原因でまた辞任劇など
起こらないようにしてほしい。
流す人たちは、セクハラに怒っているのだろうが、その画像を流すことによって
被害者を傷つけていることになり、加害者と一緒となる事を肝に銘じてもらいたい。