とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

選手を育てるジャッジと言っていたのに・・・!!!

NHK杯、男子FS終了しました。

昨夜は宿についてからも、友人と結果について、語り明かし

なお、もやりすぎてあまり熟睡できませんでした。

 

現地にいた私たちは何が起こったのか、瞬時に理解できませんでいた。

 

ただひとつわかったのは、昌磨のFSが思ったより点数が伸びず、

ゆまちが優勝した、ということ。

 

ただし、昌磨のFSは全体のトップで、SPの穴埋めには少し足らなかった。

会場内は、4Gのスマホを持っている私には、なかなかリザルトが表示されない環境であったので、SNSのつぶやきから知ることとなった。

 

そして、帰り道、プロトコルを見てびっくり。

こんなにqマークが並んだ昌磨のプロトコルは、初めてだった。

 


SPは確かに足りてなかったかもしれない。

でも、全体の流れを見ていて、他の選手のジャンプでqつけられていないので、

昌磨のも大丈夫だ、と確信して、暗算が苦手なくせに、だいたい計算すると

190点は越すだろうと考えていた。

ただし、ゆまちの出来を見てからでないとわからないので、ドキドキはしていた。

ゆまちのFSも上手かった。

3A以外は減点にならないだろう、とも感じた。

 

だから愕然とした。

どうしてこんなにqマークを付けるのだろうか。

(足りてないと判断したからだろう)

 

でも、会場で見た限りは、そんなに足りてない感じはしなかった。

あえて言うなら、足りてねぇと感じたほかの選手にはqマークはなかった。

 

今回のNHK杯は、ジャッジが厳しいといわれている。

あのあらかーさん、テケシも言及しているくらいだ。

 

でも現場の肌感では、特定の選手に厳しすぎる感があった。

 

このプロトコルは、選手の心を折る。

本当だからしょうがないでしょう?と言いたいのか。

 

岡部さん、選手を育てるジャッジでありたいとあるなら、なぜアドバイスしてくれない?

私は昌磨がトップ選手だから甘くしろ、と言っているわけではない。

 

本当にそうだったら、ジャッジが演技終了後、選手にアドバイスしてくれても

いいんじゃない?

そうだったら、昌磨はインタビューであんなこと言わないと思うよ?

        

 

ジャッジというのは、選手生命にかかわるし、モチベーションとなる。

自分のやっていた結果に、不整合な部分が出たら、混乱する。

 

ソチシーズンのパトリックだって、GPFの真央ちゃんの3Aの認定だって、

その後の試合への心構えに大きく影響した。

 

もちろんジャッジに育てられることもあるが、突き放し方がエグすぎる。

 

もともとGPSの採点も、大会によってばらつきがある、というのはファンの間では問題視されていた。

アサインのメンバーにしても、試合会場の氷の状態、ジャッジなどなどあったが、

私は「所詮お祭り試合だから」と無理やり納得しようとしていた。

だけれども、日本代表に選ばれる際、重要視されているとなると話は別である。

 

すべての選手は同じ条件、同じジャッジで判断すべきだ。

点数が辛い程度ではなく、今まで「素晴らしいジャンプだね」と言われていたのに、

今日からはっきりと「あなたのジャンプは足らないよ」と言われる選手。

 

www.nikkansports.com

前に小塚君は、「ジャンプの回転不足は選手が一番わかっている」と言っていたことがあった。

たぶん昌磨もそうなんだろう。

だからびっくりしたんだろうな。

 

どなたか、ISUライストのTES速報とNHKのそれとは違っていた、と

言っていた人がいた。

それもおかしな話である。


私はジャッジではないので、言い切ることもできないし、するつもりもない。

 

でも、あれだけ自分のことに対して、物申すことのない昌磨が言うくらいだから、

事は申告なのだろうと危機感を覚える。

 

老化と言われるかもしれない。

でも現地組はきっと口をそろえて言うだろう。

「昌磨のジャンプ、足りてるんじゃね?」

 

加えるなら、あれで足りてないなら、もっと足りてない選手、いっぱいいたよね?

 

ジャッジは試合の結果を数値で見える化したものである。

数字であるけれども、いろんなことを多く語り掛ける。

 

今回の数字を昌磨がどう、受け止めたのか。

モチベーションを上げるものだったのか。

心を折るものだったのか。

 

インタビュー記事を読む限り、後者に少し寄りつつも、

「仕方ない、でもこれが正しかったら、もう限界だ」と現役に見切りをつけるものだったらどうしようと、恐怖に慄いている。

 

ネイサンもたぶん引退する。

そうした中、昌磨がいなくなったら、私はどうしたらいいのか。

(しらんがな)

 

どちらにせよ、これはGPFのジャッジを待ちたい。

 

それまでに昌磨のことはステファンにお任せするしかない。

 

悲しいことだけれども。

 

今回私の意見は、ゆまちを下げているわけではない。

ゆまちは素晴らしかった。

お手本のようなスケーティングだった。

高い評価を得るべき演技だった。

 

ただ、ほかの選手も含め、一部素人には難しい判断を迫られるものだったとしか

言えない。

 

何度も言うが、厳しいのはいい。

だが、平等性と一貫性というのがジャッジには必要だ。

 

願わくば、昌磨のあの素晴らしい今シーズンの演技が少しでも多くみられることを

切に願っている。

 

【今日の独り言】

ええーい、ジスランだ!

ジスランを呼んでこーい!!

昌磨のジャンプを見てくれ!!!

 

その2

今シーズンのジャッジを見て、もうひとつ。

ネイサンのジャッジも厳しすぎなかった?

今シーズンのSPの点数見たら、ネイサン130点はあってもしかるべきだったと

思うんだけれども!!!!

 

 

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