ここのところ、SNSでの争いが絶えない。
平和だった私のTLにも、若干抗争の後が・・・
ハッキリ言うと、今回の四大陸の結果を受けて、アイスダンスとか男子の採点とか
を再度疑問視している発言から、色々発生している。
元をただすと、男子は今シーズンのNHK杯男子FS。
アイスダンスは、北京行きのかかった全日本。
昌磨とゆまち、本人たちはとてもリスペクトし合って、よいライバル関係であるのに、
ファンの間の場外乱闘がある。
昌磨ファンが過ぎる故に、ゆまちに対して辛口になってしまう人、
ゆまちファンが過ぎるが故に、昌磨に対して辛口になってしまう人。
双方のファンであるから、気軽にSNSに投稿したら、揚げ足を取られた人。
そしてその結果、どちらかの推しに偏り、双方ファンで無くなった人。
そしてそういうファンの争いを見て、どちらかの選手の推しを止めてしまった人。
色んなパターンがある。
今回は、つい自分の推しが出ていない大会で、他の選手がいい演技をして優勝して
寂しくなったケースだと思う。
男子の場合は、昌磨ファンが
ゆまちがいい演技した。正しく採点された。素晴らしい点数だ。
ああ、NHK杯、昌磨が正しく採点されたら、どうだったんだろう。
と呟いていた事に発端する。
まあまあ私も思いましたよ。
採点方法が若干変わったとはいえ、ネイサンが北京のSP。
4F跳んで、後半で4Lzのコンビネーションをぶち込んできているのに、11.3.97
ゆまちは4Sと4T-3Tの前半のコンボで106.82
いつも、もう少しネイサンに加点してくれてもいいんじゃないのか、と心の中で思っていました。←白状した!!
超絶難しい構成であるのに、もっと評価されるべき!といつも心で叫んでいました。
でも今回の四大陸のゆまちの演技は素晴らしかったし、ジャンプのスケーティングも申し分ない。
点数がでるスケートってこういうのだよね、とわかってはいるのです。
ごめんね、ゆまち
ゆまちがどうこう言っているのではないのですよ。
推しが正しい採点されたら、と思ってしまうのは、ファンであるが故の心理です。
私も、いまネイサンが試合に出ていない寂しさと、現役の時になかなかPCSが
伸びてなかったのが、悔しかったという心残りがあります。
いや、いつもトップだったじゃん、とおっしゃるかもしれません。
でもファンというのは、欲張りです。
もっともっと認められて欲しい。と思うのです。
特に勉強とスケートでボロボロになっているネイサンに対して、黄熊が襲い掛かって来る状況は、トラウマになって今でも寒気がします。
ああいうのがなかったら、もっといい点数が出ていたかな、とか。
もっと認められてもいいのに、渋いなあと思っていたり。
今回の昌磨ファンもゆまちを貶める訳ではなく、昌磨の点数という記録に対して
呟いたと思うのです。
昌磨が正しく採点されたら、僅差だったから、優勝だった。
というのは語られておらず、それは読む人の想像の域。
だって、昌磨が正しく採点されたら、ゆまちも正しく採点されて、もっと点数が
あがるかも、と続いていたのを省略していたのかもしれません。
だいたい、qマークの羅列が昌磨ファンにとっては悪夢のようだったと思う。
会場で見ていても昌磨の全盛期の時と着氷がそんなに変わったとも思えず、
テレビで観るより、現地の感覚の方が正しい事が多かったので、私も正直驚きました。
ゆまちにもちょっと渋いかも、と思ったくらいです。
特にXには文字制限がある。
文字にできず、簡略に語っている事も多い。
そこまで、突っ込むのはどうかと思います。
ただ、具体的に語っている人もいるのかもしれません。
私のTLにはないのですが・・・・
正直、そういう手合いには、黙っているしかない。
過去の教訓でそうでしょう。
段々と盛り上げていっては、当の本人たち(選手)が傷つくだけです。
NHK杯のインタの時、昌磨とゆまちの話を聞いて、FSのイライラが浄化された
気がしました。
私たちが戦ってはいけない。
それについてコメントすると、またそれにツリーができる。
でも、そのファンの姿を見て、昌磨ファンでもあった友人がゆまちオンリーになってしまったのは、私にとって悲しい出来事です。
正直、今後はゆまちがエースとなるでしょう。
(駿君の追い上げにも期待したいところではありますが)
でも、今ではない。(と思いたいのですよ。)
今度のワールドでどうなるか。
昌磨ファンは息をひそめて見守っているのです。
自分も妄想していました。
北京辺りで、昌磨がネイサンに迫ってきたらどうだったか。
グルノーブル後にワールドが開催されていたら、昌磨はどうだったろうと想像する事もありました。
正直ネイサンには勝てなくても、羽生さんには勝っていた気がするし、
モンペリエにネイサンが出ていても、五輪の疲れとか燃え尽きで、ネイサンは
昌磨に負けるかもしれない、とは思ってました。
それでも仕方ないと思っていました。
ただ、どちらにしても真剣勝負の先の美しいものは見せてくれると思いました。
そして、ネイサンのいない時、
NHK杯の時のエキシのインタで、昌磨とゆまちのそれを見ました。
あれを思い出せば、私たちのこのイライラは消えないでしょうか。
でも、思いますよね。
あのqマークはなんだったのか。
色んな識者や、引退した選手が軒並み「厳しい」と。
やはりその解はでないのではないのだろうか。
それを知りたいだけと言う人もいる。
だって、昌磨ファンでネイサンを悪く言う人はいないし、ネイサンファンもしかり。
(例外はどこにでもいるが)
だからゆまちが昌磨にリスペクトしてくれていて、昌磨もゆまちをリスペクトしている事を理解している人達は、苦しいのだと思う。
勝負している彼らに水をかけないジャッジをして欲しいと。
そこなんですよ。
真央ちゃんのバンクーバーの点数や、ソチのFSの点数とか、
復帰した中国杯のSPの点数とか、納得いかない事はてんこもり。
でもジャッジがすべてのこの競技。
たぶんAIを入れる事はしないと思うので、見続けるなら、この試練に
耐えないといけないのではないかと慄く。
フィギュアファンというのは、兎にも角にも、めんどくさく、しつこく
そして愛しいものなのです。