ワールド終わって、何回か、ブログを推敲していたのですが、
アップせずに終わってしまったものが何本かあります。
なんとなく、心の整理というか、感想を言葉として表すのが難しい。
五輪終わった後に、進退を決める選手が多いのですが、それも
選手の年齢とか、コンディションとか色々ある。
昌磨も北京で考える事もできただろうけれども、まだステファンとも
やりきった感がなかったのだろう。
本人的には、結構辛かったのかもしれない。
五輪ではなく、ネイサンと羽生さんがいなくなったから。
自分の前を走っている、もしくは併走している選手達がいなくなって、
モチベーションというか、居場所というのが一瞬見えなくなることがあるのかな、とも
感じました。
そういう中、世界フィギュア二連覇は素晴らしかった。
本人の成績もさることながら、日本開催で3カテゴリで優勝。
アイスダンスも史上最高成績に並ぶ。
そして枠取り。
大きな貢献である。
正直、今のダブルエースがいなかったら、2016年以来の2枠に転落してしまう可能性だってあった。
ゆまちがケガしていたし、関東三羽烏は、まだ成績にムラがあった。
友野君は頑張ったが、草太は失速してしまった（私、ファンです。）
なので2017年からのワールドから2024年までの8年間（コロナがあって7回だが）
ずっと3枠を取るために、昌磨は出場し続けた。
そして結果を残していた。
それだけ長い間、世界のトップにいて、今回、若い世代の台頭によって、
ちょっと順位を落とした。
ピークの時だって、その時の体調だったり、コンディションによったりで、
4位になる事はある。
それをいきなり、世代交代だの、引退だの、外野がうるさすぎる。
昌磨も、試合後でまだ気持ちの整理がついていないのに、マスコミとかうるさい。
本人も、「周りに迷惑をかけるから」と明言を避けている。
実際、終わった後で「まだやりたいな」と思うかもしれないし
ステファンにも「やってほしい」とか言われるかもしれないし、
アイスショーをやっているうちに、ムクムクとやる気になるかもしれないし、
パリ五輪で、北京の団体の表彰式をやったら、ミラノまで行きたくなるかもしれないし。
わかんないじゃないですか！！！
むしろ周りからプレッシャーをかけないで欲しいですね！！
しかし、日本だけかどうかわかりませんが、トップ選手に対して風当たりキツイですよね。
真央ちゃんだって、出るからには優勝を義務付けられるがごとく、報道されちゃうし。
他の選手は、入賞でも素晴らしいとか言われるのに、納得いかん。
それよりも、ずっとトップを走ってきて、枠取りにも貢献した選手達に
寛容な報道はないのか、と。
今回の昌磨については、わりといい感じの記事もありつつも、進退については
みんな知りたいのか、やいのやいの言ってますね。
昌磨には、トップでなかったら意味がない、と思ってほしくない。
（そういう人もいますでしょうが）
滑っているだけで意味のある選手だと思う。
今や、世界でもっとも芸術性の高いフィギュアスケーターとなったので、
もっと色んな世界を見せてくれると思う。
ただ、私の個人的な意見だと、ショーより試合の方が好きなので、
まだ試合の昌磨が見たいのだ。
そして、後輩の高い壁になってくれたら。
トップではなくても、ワールドの三枠に入る事なら、まだできるのではないかと
思うのだ。
ただ、気持ちがついていかないと、難しい事もあるだろうけれども。
その一瞬に賭ける競技なので、集中力とモチベーションがものすごく必要だから、
無理強いはできないが、スポンサーだってまだまだやってほしいと思っていると
思うよ？
今度のＭＩＺＵＮＯの昌磨モデルが来る時、それをもって試合に行くつもりの
ファンもいるだろう。
（私も買った）
コラントッテの新作もつけて、試合に行きたいファンもいるだろう。
（私も買った）
ただ、今は、お疲れ様。
十分に休んで、落ち着いてから考えてくださいね、
と言っておこう。
でも、全然妥当ではないよ！
健闘とは言わないけれども、そんな時もあるよね！
と言っておきます。
昌磨、お疲れ様。ありがとう。
待っているね。
