とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

審判と競技者と観客たち

パリ五輪、やっぱりいいですね。

 

有観客と無観客では、これだけもりあがりに差が出てしまうのか。

 

毎日いろいろありますが、五輪のスタートと言えば、柔道、ということで、

毎晩つい、見てしまいます。

その後、寝落ちルートという・・・

 

柔道がJUDOとなって、結構経ちますが、私が見始めたころから、

本当にルールが変更になって、見ている私たちが付いていけない事もある。

 

www.judo.or.jp

 

元々一本、という判断が、我ら日本人は

技を掛けて、決まれば一本、という認識だった。

一本背負いとか、巴投げとか。

でも、本来のルールというのは、ちょっと違うらしい。

一本の判定基準

柔道における「一本」とは判定に用いられる合図です。技の種類には投技、抑え込み、絞技、関節技の4つがあり、技のいずれかをかけて一本と判定されるとその時点で技をかけた選手の勝ちとなります。

投技は相手選手を崩して倒す技です。一本を取るには、技が決まった時に「スピード」「力強さ」「背中がつく」「着地の終わりまでしっかりとコントロールしている」の4点が満たされている必要があります。また投げられた選手が背中をつかないよう故意にアーチ状の姿勢(ブリッジ)を保って逃げようとした場合も、すべて一本と認められます。

抑え込みでは、技が決まってから20秒間相手が逃げられない場合に、絞技と関節技では相手が2回タップして降参の意を示すか、戦闘不能になった場合に「一本」と評価されます。

出典

www.seiko.co.jp

技をかけなくても、相手を崩して一本取るのも同じ。

(実は、漫画で知ったのだが)

 

しかし、技をかけて一本という事になじみがある私たちには、

「これ、柔道なん?」という意識が捨てきれない。

柔道でなくJUDOなんだな、としみじみ実感する。

 

しかし、ルールは決められているが、結構曖昧な部分も多いな、と思いませんか?

バレーとかテニスなら、ライン外とライン内という厳格なルールがあるが、

背中がついた、つかないというルールが審判によって結構違うんじゃないか、と。

 

今回、問題になったのが、男子の60kg級の永山選手とスペインのガルリゴス選手の

寝技の際の「締め」の問題。

 

待てと言われて、6秒くらいそのまま解かなかった問題。

ガルリゴス選手は「聞こえなかった」と言っている。

だったら、審判はどうするべきなんだろうか。

命の危険があるものに、対して警告を続けるだけが、審判なのか。

選手にジェスチャーが見えるところまで行って、注意するとか、最悪

肩に触れるくらいはいいんじゃないか(ルール上どうなっているか知りませんが)

それが審判としての行動として反するなら、ルールを変えるべきだと思う。

            


ガルリゴス選手は、「ルールはみな、同じだ」と言っている。

確かにそうだ。

ただ、ルールは運用が問題となる。

どう使うか、どうジャッジするか。

その部分が欠落した事例だったと思う。

 

永山選手が抗議のため、畳から降りなかったが、観客からブーイングが出ていた。

審判は絶対だから、と思っているからだ。

それならば、絶対と呼ばれる存在であるならば、より納得感のある運用をしなくては

ならない。

 

http://chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.judo.or.jp/cms/wp-content/uploads/2015/04/6f7614f6f41d9b907929e1f92a43f8f8.pdf

 

この結果は後日、物議を醸すと思う。

シドニーの篠原選手の世紀の誤審から、ビデオ判定が入る事になった。

 

だが、それより、国際的なJUDOとなったのであれば、審判の基礎知識を

上げる必要があるのではないかと思う。

 

フィギュアにもそういう誤審があると思うので、対岸の火事ではない。

(いや、日本人選手の被害だから、対岸どころではないのだが)

こちらに国際審判のルールがあった。

読んでみたけれども、審判の動作は、動作で示すようになっている。

競技者に触ってもいいか、悪いかというのはない。

みだりにさわってはいけないだろうが、命の危険にさらされるものだったり、

動作や声に従わない競技者がいたら、注意喚起方法は考えた方がいい。

 

www.judo.or.jp

 

加えてバスケット男子のファール問題。

やっぱり開催国びいきなのか、と思わせるような出来事が多い。

 

東京はどうだったか。

眼に見えるほどのものはなかった気がするが。。。。

            


四年に一回のスポーツと平和の祭典。

 

世界で一番有名であり、種目によっては、ここでの金メダルが目標という選手が

多い。

ただ、思うのは、四年に一回というルーティンの大会が、史上最高と言っていいのか。

競技によっては、アスリートの寿命が短いものがある。

自分の最高レベルを四年に一回に照準を合わせる事が、本当にできるのか。

正直、運がかなりあると思う。

だからこそ。

審判はきちんとジャッジしてあげて欲しい。

疑惑の判定をされて、負けました。次回チャレンジしたくても

四年も待たなくてはならない。

もうピークは過ぎてしまっている選手も多々いるだろう。

 

しっかりしてほしいな!!

【今日の独り言】

8/7にフィギュア団体の表彰式!

ネイサン来るかな!!

放送されるかな!!

 

 

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