今日は、SNSに平昌の金銀メダルの記事がずらずらっと出てきますよね。
3年前の事は、先日ブログにしたので、別の観点から。
アスリートと学業について。
すいません。私、将棋の棋士もアスリートに加えて考えてしまっていますが、
最近、将棋とフィギュアって割と両方好きって人、一定数いる気がします。
あの久保ミツロウさんも、最近は豊島竜王にはまっているみたいだし、
漫画家の陸奥A子さんも、藤井聡太二冠と昌磨の記事にイイネしている。
そして、twitterをフォローさせて頂いているものすごく画力のある方がいて、ものすごく大好きだったのですが、この方なぞ、将棋検索から知ったという具合。
(この方は、さいたまワールドから少し経った時から、プッツリ姿が見えなくなった。
プロ並みの画力があったので、プロ目指されてもいいと思う。)
話は戻ります。
昨日、藤井二冠が高校自主退学のニュースを見て、少なからず動揺しました。
親でもないのに(笑)
真央ちゃんと同じく、彼は愛知県民の子供、孫なのです。
親としたら、あと一か月という時期でもったいない......と思ったのですが、
記事を良く読むと、秋くらいから学校と話し合いをしていたと。
そして聖火ランナー辞退も秋くらいだった。
秋といえば、二冠になった後の王将リーグの時期。
昨シーズンは最後に頓死してしまって、今年は三勝三敗。
タイトルを取ったあと、さぞかし悔しかったと思う。
きっとこれが直接の原因ではないかと思う。
王将タイトル挑戦ができなかったから、という訳でなく、彼が三連敗するのは
珍しい。
きっと内容も不本意だったのだと思う。
コロナの自粛期間が彼を強くもしたが、自粛期間明けの一局一局が重たい殺人的なスケジュールで、学校に通えなかっただろう。
7月の藤井七段のスケジュールです。学校…
— 白鳥士郎 (@nankagun) July 14, 2020
1日 王位戦 豊橋
2日 2日目
6日 順位戦 東京
8日 移動日
9日 棋聖戦 東京
10日 移動日
12日 移動日
13日 王位戦 北海道
14日 2日目
15日 移動日
16日 棋聖戦 大阪
17日 移動日
18日 JT杯 東京
20日 移動日
21日 棋聖戦
29日 順位戦
竜王のおしごと、の作者の方もつぶやいていた。
こんなスケジュールでよく勝っていたな。。。と感心する。
彼の通っている名古屋大学教育学部附属高校は、国立の名古屋大学の附属高校で、
スーパーサイエンスハイスクールの指定とユネスコスクールの認定を受けている
県内でも有数の進学校です。
国立が故に、出席日数は厳しかったと思う。
卒業するために、補講を受けていたかもしれない。
その結果、将棋の成績が落ちてしまったとしたら、彼の本当の目標から
外れてしまう。
ご両親は、東大に行って欲しかった、みたいな記事をどこかで読んだ気がしますが、
親としたら、「もし将棋でダメだったら・・・・高校くらい出て欲しい」と
考えるでしょう。
でも、彼のファイナルアンサーは「将棋」
中卒でも構わない。
タイトルホルダーとしての責任と行動を、口にしていた藤井二冠は、その矜持を貫いたのだと思い直しました。(私、親でもないのにww)
だからと言って、昌磨が「学業をおろそかにしがち」というのを非難するわけでもなく、ネイサンが学業とスケートを両立させようとしているのが、いかん、と言っている訳ではないのです。
昌磨は自分の人生において、学業が必要だと思っておらず、
ネイサンは重要なものと考えている。
それだけです。
目標があってそれを進む道は、本人が決めて、本人がリスクを背負うこと。
それを家族でもない一ファンたちがとやかく言う事ではないな、と言う事です。
もちろん両立できれば、すばらしいし、両立できなかったからと言ってすばらしくない
訳ではない。(決して!)
それぞれ立場も違うし、一概に言えない。
これをネタにあーだ、こーだ言う人がいるとイヤだなと思ってますが、
(いないとは思うが)
第一報を耳にしてびっくりしました。同時に残念です。はたから見ていますと対局は多いものの、高校を出るだけの単位は取得できていると思っていました。せっかく高校に進んだのですから、いっぱい勝っていてもギリギリでいいから、石にかじりついてでも卒業する方法はなかったのでしょうか。研究派の棋士で、将棋の研究に時間を費やす分、シワ寄せが来たのだろうと思います。 現在の藤井さんの状況を判断しますと、将棋は好調で進境も著しい。順位戦でも次期B級1組への昇級を決め、名人へまた一歩近づきました。 少し早めに学生生活は「自主卒業」となりましたが、腹をくくって将棋1本で精進してほしい。大きな期待を持ちますし、大成できるように応援します。(加藤一二三・九段)
ひふみんのコメントです。
せっかく高校に進んだのに、とか石にかじりついてでも卒業する方法は、と
おっしゃっていたのが、残念です。
このような文体だと、メディアは「石にかじりついてでも」を前面に出してきます。
その後で、応援する、とフォローはしていますが、彼のような第一人者がこのようなコメントを出すと、非難されることも多いでしょう。
でも言わせてもらうと、「そんなのあんたには関係ないだろう」です。
リスクは本人が請け負うもので、他人には関係のない話です。
本人が決めた事だから、応援すると一言言えなかったのだろうか。
余計なお世話である。
彼も、熟考したに決まっている。
その上で決めた結論なので無条件で応援してほしい。
スケオタの方たちが、だれそれの選手が卒業したの、していないの、騒ぐのも愚の骨頂としみじみ感じた昨夜でした。
(反省)
【今日の独り言】
Mさんのツイ、すごい楽しかったし、素晴らしかったなぁ
今どうされているのだろう。