サンキュー、ミカエル!
昨年は、「サンキュー、ショーマ!」とアナウンスされてました。
たった今チャレンジカップ男子FSが終わりました。
ここ二週間ばかり、仕事がものすごくハードで、(量より質で)
時間が空いても、フィギュアに切り替えるのがすごく難しくて
更新しても、なんだかな、という感じで、本当に毎日きちんと更新されている
ブロガーさんには頭が下がる思いです。
さきほど、お風呂上りに家人が寝静まっているため、ひさしぶりにCSテレビを
チラと見たら、チャレンジカップが。
久しぶりに見た、ポンさん、ひげが濃くなっている・・・・
そしていつの間にか最終滑走のコリヤダ君に。
さいたまワールドでは調子が悪く、(FSは挽回できてたけど)
その後副鼻腔炎で欠場したりで、大変だった。
彼も先々シーズンと先シーズンは調子が出てなかった。
コーチがミーシンになって、安定感が増した。
もともと美しかったスケーティングがしっかりし、かつてものすごいGOEをたたき出す4回転も戻りつつある。
今回のチャレンジカップは3Aで一度転倒してしまったし、4回転も4Tの2本。
だけど、おおきく崩れない。
そこが昨年までのコリヤダくんとは違っている感ですよね。
アスリートの生命は短い。
その限られた期間に、いかに自分のピークを持っていくかというのは
重要な問題だ。
それは多大に運が関係しているのだ、と言わざるを得ないというのは、
最近強く感じることだ。
個人的な身体の問題もそうであるが、昨年からはコロナでみんな
予定が狂っている。
ロックダウンで練習できない選手。
海外コーチに教えてもらっているが、いけなくて一人で練習する選手。
コーチ変更を余儀なくされる選手。
練習拠点が定まらない選手。
そしてコロナに罹患した選手。
昨年世界選手権があったら、出れていた選手。
優勝、入賞できていた可能性が高い選手。
そしてその選手たちが今年は代表から漏れていたりする。
昨年は選ばれていないが、今年は昨年の雪辱を晴らすため、
しっかり調整して成果の上がった選手。
悲喜こもごもである。
でも、コロナに罹患した選手は、自身の責任ではないと思う。
このウィルスはどうして罹患するか、やはりよくわからない。
ものすごく気を付けていても、感染してしまった人もいるし、
ものすごくルーズでもぴんぴんしている人もいる。
今回のチャレンジカップは、昨年不調だったコリヤダくんが、新しいミーシンという武器を手に入れて、見事優勝。
ワールドにも弾みをつけた。
昨年のチャレンジカップは、不調だった昌磨が、ランビという魔法使いが味方について、無事復活を遂げた。
しかし、チャレンジカップの裏では、ロシアカップが開催されている。
昨年良かった、アリエフくんとコスちゃんが不調である。
双方ともコロナに罹った。
特にコスちゃんは、昨年ワールドが開催されていたら、表彰台はおろか
金メダルを取れていた可能性が高かった。
しかし、今年はロシア代表に選ばれるかどうかも怪しい状況だ。
(今ロシアカップ、女子FSが行われているが、少々難しいようだ)
本当に諸行無常という言葉しか思い当たらない。
本当に一寸先は闇、というか、当たり前の日常がまたやってくるという
事が保証されていないのだ、とつくづく感じる。
そんな中、昨年昌磨が全日本に続き、ワールドでいいところに行くか、という兆しを見せたチャレンジカップで、コリヤダくんも全露に続いて、よい兆しが見えたのも良かったと思う。
ミラノワールドに続き、あの三人が表彰台に登れる可能性も大きくなってきたが、
そこには、羽生さんもいるし、ヴィンスもいる。
そしてゆまちも名乗りを上げていいと思う。
一番年下が一番えらそうです(笑)
しかし、今日は、コリヤダくんの復活にしばし酔いしれていたいと思った。
あと半月あまりでワールドは開催される。
無事終わってくれるとよいなと思う、日曜日の深夜であった。
【今日の独り言】
ポンさんが銀メダルでうれしかった。
そして、ロシアカップでの感染対策が甘いのが(かなり)気になった。
ワールドでは厳しく取り締まってほしい。
選手生命を脅かしていることに気づいていないのか????