東京五輪のニュースでもちきりの今週、ネイサンがコメディアンの
マズ・ジョブラニさんのインタビューを受けていたとのこと。
このネタは、アップしようと下書きしたり、色々
Youtubeでアップされていますが、英語がわからない私としては、
ネイサンの日本のファンクラブ公式twtterで翻訳されているものを
拝読しました。
いつもありがとうございます!!
英語が堪能な方は、直接聞けるので、いいですね。
若いころ、きちんと勉強していると、こういうところでも役に立つのですね・・・
アメリカのコメディアン マズ・ジョブラニさん ネイサンインタビュー動画 全編アップされました😊#NathanChen #MazJobrani
— NathanChenJP (@NathanChenJP) July 20, 2021
What it Takes to Become a World Champion with Olympic Figure Skater Nathan Chen
🔗https://t.co/ff0HpCK81B
このインタビューを読むと、ますますネイサンがアメリカの普通の大学生なんだな、ということがしみじみわかります。
そう、普通というより、エリートでもなく、賢い学生というのが近いかな。
自分を特別とは思っていなくて、常に高みを目指して頑張っている学生というイメージです。
物事の見方が、アスリートというよりアスリートをサポートしている側からも考えていたり、社会の中で自分たちスケーターがどういう位置づけでいるか、とか
日常で感じながら、考えながらスケートと共に生活している、ということが良くわかります。
しかし、このインタビューでも、私ですら、気になる部分がありました。
その部分がTLで物議を醸しているようで、現在は動画自体が削除されているようです。(すみません。ブログアップをぐずぐずしていたら、こんなことに・・・)
ぐずぐずしていただけでなく、自分なりに調べようとは思って、色々検索したのですが、言葉の壁は大きい・・・
はっきりいうと、気になったのは二つ
1. ネイサンが自分はLGBTではないと言った事
2. ハーディングの問題について質問された事
です。
1 については、なんでわざわざネイサンは自分を「ゲイ」ではない、という必要があったのか、わかりませんが、こういうインタビューとか、テレビでも肝心なところを
割愛してしまうので、これだけではなんとも言えないなぁと思っていました。
そうしたらネイサンから、真摯な説明の動画が!!
I’ve taken the time to read your words, hear from many of you personally, and have some really important conversations. I appreciate your honesty and accountability, and I owe you an apology. pic.twitter.com/EZVvKdfKBG
— Nathan Chen (@nathanwchen) July 27, 2021
浅慮な受け答えをしてしまったと。
うん、信じてたよ。普段のあなたの言動からすると、そんな事考えていない事も
わかるし、周りの人達を愛していることも良くわかっている。
公式からも訳がありますので、添付しておきますね。
ネイサン・チェン選手Tweet
— NathanChenJP (@NathanChenJP) July 27, 2021
「少し時間を取って、皆さんの言葉を読み、直接メッセージをいただいたり、とても大切な対話をしてきました。皆さんの誠実さと僕が間違っていたというご指摘に感謝しています。皆さんに謝罪をさせていただかないといけません。」
動画の訳です。#NathanChen https://t.co/rgH4wRNktV pic.twitter.com/3x1MCaXSfw
だいたいね。
ひっかけるような意地悪な質問をする方も失礼ですよ。
女性的なフィギュアスケートでなく、男性的なホッケーをやらないの?
なんて。
ネイサンがヒラヒラな衣装を嫌っているのが少しわかるような気がします。
アメリカって自由な国というけど、実は結構人種差別もあれば、富裕層と貧困層の差もはげしく、ユダヤ人に対しても偏見って大きい。
(グレゴリーペックの紳士協定など、そういう問題提起をした映画も多いですよね)
ネイサンは、きっと中国人ということで、なんらかいやな目にあっていたと思います。
現実に、「おまえなんか、オリンピックで金メダルなんか取れない」みたいな事、
言われた事があるような記事を読んだことがあります。
きっと過剰に反応してしまったのでしょう。
そんなちょっとの言い間違えも許されないのでしょうか。
これがYoutubeでも記事でもなんでもそうだけど、インタビュアーが善意の人であれば、表現を変えたり色々してくれるでしょうが、今回はコメディアンだったので、
そんな配慮もなかったのかもしれない(これも偏見かもしれませんが)
ただ、評価したいのは、その後きちんと自分の言葉で説明、謝罪をしてくれる
ネイサンの誠実さですよね。
以前から思っていたのですが、ネイサンは聡明であるのに、割とお人よしというか、
人の悪意を感じ取るセンサーが低いというか、まぁ、トラップに落ちやすい人ではないかと思っていたのです。
これからは、ホイホイとインタビューを受けないで欲しい、とは思いますが、
フィギュアの普及のために、努力しているので、何とも言えねぇ・・・・
そしてなんか、しのごの言っている人もいるようですが、
そんなのには、負けないで欲しい。
とは言え、やはり落ち込むとは思います。
特定の層から、言われなき叩かれ方をしているようですし。
そういう人はたいがい、理屈なんてないのです。
クリティカルシンキングというものを教えてあげたい。
これで一件落着、とはいかないかもしれない。
折に触れ、この動画を保存していた人たちが、また掘り起こしてくるかもしれない。
でも、ネイサンのこの勇気ある説明を忘れないでいたい。
【今日の独り言】
このブログを3日間も寝かしていたら、状況がどんどん変わって、
内容もごっそり変えてしまいました。
結果オーライですが。
でも、だいたいこのインタビューしたコメディアン、ネタが古くない?
トーニャハーディングなんてリレハンメルよ?