とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

勝つ事だけでない、オリンピック

いよいよ団体が明日から始まるのですが、SPに誰が出るか、みなさんヤキモキしていたと思います。

 

すでに女子ホッケー、モーグルなどが始まっていて、否応にも気分は高まってきます。

 

しかし、高まりつつも、気持ちに影を落とすのは、コロナ。

 

羽生結弦に3連勝中のチェン「勝つためにここにいる」米メディア「最高に興奮する対決」/北京五輪/デイリースポーツ online

記事はチェンへのインタビューを軸に構成。五輪初出場で5位入賞した前回18年の平昌大会を「ワクワク感はなく、ただ恐怖しかなかった。その気持ちをどう克服したらいいのかわからなかった」と回想。2度目の大舞台を前にして「今回は全く新しい経験ですし、前回とは完全に切り離しています」と話し、“リベンジ”の気持ちを否定したという。

 平昌大会後は4年間で出場した16大会のうち15大会で優勝。羽生との3度の直接対決(19年3月の世界選手権、同年12月のグランプリファイナル、21年3月の世界選手権)も制している。羽生の最大のライバルと言われている22歳が「先のことは考えないようにしている。僕は勝つためにここにいる。自分のベストを尽くすだけです」とコメントしたことなどを伝えた。

 

「勝つためにここにいる」

これ誰のコメントですか?

ネイサンじゃないですよね???

ネイサンファンなら信じがたいコメント。

そしてSNSで見つけたこの記事!

Looking back at 2018, Chen says he had "no sense of excitement" after making the Olympic team, "only a sense of dread," and that fear carried into the Games and affected his performance. "I just didn't know how to overcome that," he said.

This time, he goes to Beijing with a more positive mindset. "I'm definitely not going in with a perspective of, I'm just here to win. I'm there to do the best I can. If I win, I win. If I don't, I don't. Being able to take that mentality is much healthier."

 

2018年を振り返ると、オリンピック代表入りした後は「ワクワク感がなく」「恐怖感だけがあった」そうで、その恐怖感は大会にも持ち込まれ、パフォーマンスに影響を与えたとチェン氏は語る。"それをどう乗り越えればいいのかわからなかった "という。

今回は、より前向きな気持ちで北京に臨むという。「ただ勝つためにここにいる、という考え方は絶対にしない。ベストを尽くすためです。勝てばいいし、勝てばいい。勝てばいいし、ダメならダメでいい。そういう考え方ができるようになれば、もっと健全になりますよ」。

 

真逆ですやん・・・・

比較対象に人が言ってた事と混ざってません?

日本語が不自由な記者が書いたのか、英訳が間違えていたのか。

少しイメージ違うな、ってレベルじゃない。

逆ですよ、逆!!!!

 

たかが、ネットニュース、されどネットニュース。

こういう事が積み重ねていくと、いつしかそれが真実になってしまい、

その選手の人格の印象を変えてしまう。

 

記者にはそれだけの責任がある。

その責任を持てないなら、筆を折れ(今ならPCを壊せ、ですか?)

 

昨日、とある選手に対する通称を貶めたもの、と抗議され、訂正した東スポ。

抗議されないと訂正せず、訂正文も出さなかったつもりか。

 

www.espn.com

 

せっかく五輪というのは、「勝つだけのものではない」という意味を思い出したところなのに。

ネイサンのおかげで。

 

ちょっと前にネイサンの公式ファンツイでみたこの記事

[http://

]

ソルトレイクの五輪で経験したことが今に影響しているんですね。

そもそも地元で開催されなければ、スルーしてしまうような事とか

そういう意味でも五輪はスポーツの振興という意味で、重要なものかもしれない。

 

ただ、五輪というネームだけが巨大化して、商業化しすぎて腐敗したり、

その巨大な力で変なプレッシャーだけがかかってしまうのは、マイナス点だ。

 

何度も思うのだけれども、五輪で勝つことだけがすべてではない。

そこで経験したこと、参加したこと。

そこに行きつくまでの努力、そして観客側の経験も。

勝った人だけに賞賛が行くものではないし、それだけになってはクーベルタン男爵の意図していたものとは離れて行ってしまう。

www.joc.or.jp

 

でも、いいですよ。

人それぞれですから。

勝ちに行きたい人はそちらに行けば。

でも、「それだけでない」という事が解っている人を巻き込まないで欲しいです。

 

オリンピックで初めて、競技に出会い、好きになる。

もっと好きになって、参加するまでになる。

素晴らしい出会いです。

 

それだって五輪の意味がある。

 

残念だけど、テレビ放送は、メダルが取れそうな競技、自国の選手が出る競技。

視聴率が取れそうな競技しか放映しない。

 

しかし、それだけでも大きな進歩だったのですよね。

今はネットで配信を観れるので、よりよいのですが・・・・・

 

という事で、これからフィギュアの団体が始まります。

 

ネイサンはSPで参加。

日本はどうなるかな、と思っていたのですが、昌磨ですか・・・・

 

あんまり調子が良くないのですけれどもね。

羽生さんはどうして出ないのだろう。

 

現地入りもしていない、と伊東部長が言っていたそうですが、そうなると

日本はマジでメダルを獲る気があるのだろうか。

 

だって、男子だって誰が今日、陽性になるかわからない。

みんな気を付けていても、感染する時はする。

特に色んな国の選手、関係者、プレスが入り乱れている。

 

そんな中、もし、今日誰かが陽性になったら、補欠として待機していなくてもいいのでしょうか。

 

平昌の時は、ギリギリまで無良くんが、現地入りしていたと聞きました。

 

特に今年は、補欠に回す可能性だって考えないと。

団体は補欠ってのはないのでしょうか。

 

というか前日エントリーのようだから、待機すべきであったのではないかな。

それとも、昌磨、ゆまちが二回出ればいいと判断しているのか。

 

それは個人戦を控えた彼らにとってマイナスでしかない。

 

そういう時のために、個人戦のあとに団体をやれという意見があるでしょうに・・・

 

本当にポンコツとしかいいようがない。

カナダのスケ連のように、選手が出れるように尽力する、という姿勢が見られない。

 

団体前に、情けないな、という気持ちでいっぱいです。

 

まあ、気分を変えないと・

これから、三銃士が出る団体男子SP!

 

仕事の合間に全力応援です。(←あかん)

 

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