とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

BEYOND豊橋(愛知)公演に行ってきた!

BEYOND豊橋公演に行ってきました!!

名古屋からだと新幹線か、名鉄で行くか悩みましたが、こだまの本数が

少ないので、結局同じかとお安い名鉄で行く事に。

 

        

 

今回は、前職の会社の同期でずっと仲良しだった友人と、豊橋で待ち合わせです。

 


思い起こせば。

サンクスツアーも、かなり行きましたが、自分で当てたのは、新潟公演(なんでやん)

しかも抽選でもない。

 

抽選は全滅でした。

しかし、友人から譲ってもらったり、妹が当ててくれたりで、堪能する事ができたのです。

 

そんな私が、今回愛知公演県民先行で、なんと最前列をゲットする事ができました。

    


このチケットをどう使うか

 

しばし迷いました。

 

いつもお世話になっているスケオタ友人と行くか。

布教のため、違う友人を誘うか。

 

私の選択は、

かつてのスケオタだった友人(豊川在住)を誘い、コロナ前から会えなかったので、

会うきっかけにしよう

 

というものでした。

 

その友人は、東京の大学に行っていたのですが、その時代はぴあの店頭で

NHK杯のチケットが、一週間前でも楽々変えていたのに・・・とつぶやいていたのでした。

そしてビィクトール・ペトレンコに青春を捧げていた(大げさ)とのこと。

 

そんな友人と豊橋駅に集合して、いざ、BEYONDへ!

 

その前に、少し早かったので、カフェUNO-UNOで、しばしティータイム。

今日にふさわしい喫茶店です。

 

スケオタではなく、フィギュアが好きな一般人(本人曰く)としての

今のスケート界の感想を聞き、色んな気づきもあって、楽しい時間でした。

 

そしてBEYOND公演!!

友人の第一印象は

「アイスショーというと、自分のプログラムを順にやっていくものだと思っていたけど、これは全然違うね。

全然違うけど、すごく良かった。こういうのもアリなんだね。」という事でした。

 

そうなんですよね。

BEYONDはスケーター自身たちが自分の過去を乗り越えるものだけれど、

それ以外でも今までのアイスショーを越えるものが多い。

 

真央ちゃんも自分のプロをやっているけど、どれも同じ振り付けはない。

ただ、オマージュのように、全く新しいものを創り上げる。

でも、懐かしさも残し、より素晴らしいものに仕上げている。

 

今まで真央ちゃんのプロを擦り切れるくらい見ていた人たちも、

また新しい発見がある。

そして、あまり見ていなかった人達にも、新しい出会いがある。

 

BEYONDはそういうアイスショーなのだ、と改めて気づかされた。

 

私は二回目だったが、一回目は夢のように過ぎて、ただただ素晴らしかった印象だったが、二回目になると細かい部分の良さがグッと、迫ってきた。

もちろんスケーター達の進化もそうなのだが、それ以外に、

このプロにこのスケーター、というのがマッチしているのが、これまたすごかった。

 

このショーを見て、現役とショースケーターとの違いがなんとなく肌で分かってきた

気がした。

 

現役の技術はやはりすごい。

それはやはり引退したスケーターは及ばない。

たとえ、ショーで一本すごいジャンプを跳んだとしても、それはそれですごいのだが、

現役はプログラムの中で跳んで、ジャッジの評価を受けている。

それだけでも敵わない。

 

では、表現面はどうか。

手の動き、観客へのアピール、そのあたりは現役選手は点数にないところは

第一ではないので、やはりプロは素晴らしかった。

 

点数が付くものを優先せざるを得ない現役プロであるが、そこは削いでも作品の

クオリティを優先するプロのスケーター。

 

どちらがいいか、解らないが、

少なくともBEYONDは、浅田真央のアイスショーだが、一人のものではない。

サンクスツアーもそうだったが、やはり浅田真央のプロを滑っていたという感が

否めなかった。

 

だが、BEYONDは違った。

いい意味で期待を裏切られた。

以前もブログでつぶやいたが、バラ1は、現役の時のそれとは全く異なる。

今回のバラ1は、プリマとなったバレリーナだった。

以前は、プリマを目指している可憐なバレリーナが、練習していた。

 

そして白鳥。

現役の時と違って、ジークフリードとロットバルトが出ていて、より

物語にフィーチャーしやすくなってはいたが、オデットとオディールの演じ分けが

より鮮明になっていた。

 

シェヘラもそうだ。

あの時は何も知らない可憐な姫が後宮に入れられた感があったが、

今はバリバリ誘惑しそうな大人の女性がそこにいた。

 

つまり、進化していたのだ。

信夫先生が「現役の時にこれが出来ていたら」と言っていたそうだが、

彼女独りで乗り越えたカベではないのだ。

          

一緒にショーを盛り立てているスケーター達と一緒だから、これが出来るように

なったのだと思う。

 

現役の時のような研ぎ澄まされた刃のような緊張感は消えさり、

いいショーにしたいという、集中した緊張感に変っていた。

 

これからまた進化していくのだろう。

       


立川の友人が楽を取ってくれた(またかよ)

それを見て、また別な想いを抱くかもしれない。

 

でもきっとそれは、もっともっと素晴らしいものだと確信している。

 

真央ちゃんは、人との繋がりをリンクの上で実現できた。

 

私もこのショーのお陰で30年来の友人と会う事ができ、改めて友情を確認できた。

 

色んな意味でBEYONDな公演だったことは言うまでもなかった。

 

ありがとう、真央ちゃん

 

 

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