とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

THEICEロスというほどの事ではございませんが。

THEICEが終わり、ロスになっている方も結構いらっしゃるようで。

もしくは、思い出して、しみじみと浸る方。

放映が待ち遠しいですね。

 

        


確かに今年のTHEICEは一味も二味も違った。

 

とある記者のTwitterで、今年は開催中は記事にできない、なんちゃらという事が

書いてあったのは少々気になったが(もはや誰のだったかわからないが)

確かにマスコミからの記事は少なかった(ように感じる)

 

私たちからすれば、公式からとか、ジェイソンからとかの動画とかで

事足りている部分は多かったので、まぁまぁ、だったが、ちょっと少なかった。

地元ニュースも少なかった(ように感じた)

 

むしろ日光とか盛岡の方が盛り上がっていたかもしれない。

 

それはそれでいいのですが・・・・

 

みなさま、今年のTHEICEはいかがでしたでしょうか。(主催者でもないくせに)

真央ちゃんの時代のものも良かったし、2018年のRe Bornも良かった。

特に昌磨座長になってから、個人プロはおいておいても、2018年は出色の出来だった。

特にテンくんの追悼プロとか、グレイテスト・ショーマンの音楽を取り入れて、

ミュージカル調になっていたのも良かった。

そして!なんといっても短かったけれども、三銃士のプロ!!

    

今でも思い出します。

みんなが仲良く、みんな主役っていうアイスショーはこれが初めてだったかもしれない。

 

それまでは、座長が決まっていて、その人中心にショーが組まれていて、

群舞になると、アイドルとスクールメイツのようなフォーメーションになっていたのも

多かった。

 

今回のTHEICEは色んな意味で、今までの既成概念を取り払った感じでした。

 

大変申し訳ないが、サンクスツアーの最初の頃の群舞を見ると、スケーターのレベルの差を感じました。

 

色んなショーで、選手達がコラボしたり、ショーオリジナルの群舞を滑るというのが、

ものすごく大変な事なんだな、でも世界のトップ選手達はそれをやってしまうんだな、と感じました。

 

コロナ禍での国内選手だけのTHEICEも良かったは良かったのですが、

申し訳ないが、今回のレベルと比べると、ちょっと違った。

 

リハーサルの時間はどのくらい取ったのかわからないが、さすが、と思わせる内容だった。

そして振り付けが佐藤有香さんだったのも、そのレベルを上げて、より洗練されたものになった。

そして滑り込んでいくうちに、選手も段々なじんできて、愛知公演と大阪公演では

かなり違っていた。

 

現役のトップ選手の習得の速さよ・・・・!!!

 

でもショーに出るのは、こんな選手ばかりではない。

はっきり言って、THEICEメンバーはかなり奇跡のメンバーだ。

 

もちろんFAOIのような豪華なキャストもいますが、こちとら、現役トップ選手中心。

来シーズンももうすぐ始まる、というこの時期に、クソ暑い日本に集まってくれたというのが、感謝しかない。

 

忙しい中、グループナンバーを覚えて、新プロ滑って、ダンスバトルして、と

盛沢山なのに、今年のグループナンバーはかなり難易度が高かった気がする。

 

どこを見ても、惚れ惚れするスケートだらけ。

何度も言うが、眼が二つでは、絶対に足らない。

 

私も放映では全体映るか、昌磨が中心になるかも、と思い、ネイサンを探していたが、

眼の前でマリニンが跳べば、おお、とそっちを見てしまうし、

キーガンがバックフリップをやれば、つい、見てします。

 

かなり自分の最推しを見失う事態だらけだった。

 

あとは、やはりアイスダンス3組は神だった。

 

この公演で、パパシゼに堕ちた友人のお子さんもいたし、現世界王者の

チョクベイの迫力ときたら・・・・!

 

その中でもかなだいは、やはりすごいな、と思う事しかり。

贔屓目を抜いても、この二組に交じっても、存在感がしっかりと感じられた。

 

こんな化け物みたいな、二組に混ざると、中途半端なスケーターはどこかへ行ってしまうが、かなだいは、双方とも、しっかりと「いた」のである。

 

結成して短期間で、これはすごい。

元々のポテンシャルが半端ない事もあるだろうが。

 

ネイサンと昌磨の二人のコラボは、二回目だが、終わってしみじみと思い返すと、

モダンバレエの男子のコラボを彷彿とさせた感があったかも、と。

 

クラシックはバ・ド・ドゥとかは男子と女子だが、モダンとか新しいもの

にはそういうものもあった気がする。(あまり見た事ないけれども、漫画で見た)

 

知らない人が見ると、お?と思うかもしれないが、男子の友情というよりは、

同じ世界に立っていた二人が時間差で、同じ気持ち・境遇になって、そこからどうやって進んでいくのか、という感じでしょうか。

 

あの二人でないと成立しないものかもしれない。

何と言っても、平昌のネイサンと、フランス杯の昌磨。

でもお互いにこのままでは終わらない、という事を信じてきた。

 

そんなに友情!というより、もっとあっさりした感じですかな。

 

 

コラボといえば、陸ダンス。

マリニンとジュンファン。

同世代な感じで、インスタでも結構仲良くなっているようで、ほのぼのする。

 

今回は、現役選手のコラボの現在の最高のものを見せてもらった感が強い。

数回のショーだから、大したものができないよ、じゃない。マジなやつ。

 

来年どうするんだろう、と期待はあるが、昨年までのワチャワチャも捨てがたい。

だって、あれがTHEICEの楽しいところで、スケーターも緊張がほぐれるものではないかと思う。

 

アダムも緊張していたが、後半はだいぶほぐれていた。

来年は、もっと楽しんでくれると思う。

 

ルナヘンも楽しんでいた。

初めてなのに、何回も出ているかのように、なじんでいる。

 

かつて、ザギちゃんが人見知り発動中で、ギャビーに手を貸す事もためらっていたのに、少し経つと昌子のスカートをめくっていたという雰囲気。

 

要はスケーターの気持ちというのは、観客に伝わる。

みんなが楽しんで滑ってくれていたら、見ている私たちも笑顔になる。

 

今年もTHEICEは、楽しかった。

楽しい、というのが一番印象になる、ショーだった。

 

もちろん素晴らしいプロも堪能したのだが。

 

それはひとえに、座長の立ち位置とポリシーにもよると思う。

 

もう、昌磨は立派な座長だ。

 

真央ちゃんじゃなくなったから、THEICEは行かないと言っていた、友人もいたが、

それは本当にもったいない。

 

また友人にメールでもしてみようと思う。

 

「THEICE、楽しいよ、また行かない?」

 

【今日の独り言】

そして副座長は男子・ネイサン。女子はさかもっちゃん!!

ネイサンはみんなに安心感を与え、さかもっちゃんは、場を盛り上げて、みんなをリラックスさせてくれている。

 

感謝しかない。

 

そして密にボーヤンの復活を願っています・・・・・

 

 

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