英語が解らないので、字幕に起こしていただいた、TSLのお二人のコメントを
先日、チラリと拝見しました。
デイヴィッド・リース氏 1986年、ニュージャージー州生まれ。 2007年にフィギュアスケートブログの執筆を始め、 2012年秋、ネット上で知り合った元フィギュア選手であるジェニー・カーク氏と共に、 ポッドキャストとウェブサイト『ザ・スケーティング・レッスン』を開設。 現役・元選手、コーチ、振付師、スケート関係者へのインタビューを行っている。 カーク氏が2016年に番組ホストの座を退いた後、オペラ歌手のジョナサン・バイヤー氏を番組に迎え入れた
こういう自分たちの意見を言っているのが、動画となると、とたんに
「正しい」と勘違いしそうだが、このお二人の感性で話している部分も多いので、
こういう意見もあるのだな、と聞いていました。
みんなが「いい」と思っても、二人は「NO」とする場合もあるし、
またその逆もしかり。
スケオタとしても、ネットで意見を集める人たち全員、
「すべて疑ってかかれ」がよろしかろうと思います。
自身が正しい位置にいて、ぶれないコメントを持っているなら、
聞いてもそんなに問題があるものでもないですね。
このお二人は、「エモーショナル」な演技というものを重要視している
傾向があるように感じます。
なので、ネイサンの事はあまり褒めないし、草太にも、まあ辛口です。
ただ、羽生さん、昌磨、友野君はお気に入りのようです。
ゆまちですら、「スイスへ行け」というくらい。
そして、リショー嫌い(笑)
今回の全日本の意見を聞いて、概ね同意できたのですが、
部分部分で、異を唱えたい衝動にかられました。
ただ、フィギュアスケートの醍醐味と、点数競技というのが
相反するものであるような捉え方をされると、ちょっと違うんじゃないかな、と
思っています。
人によって、美しいものの定義が違うように、趣味趣向も違う。
そうなると、芸術というものに点数を付けるというのは、とても難しい事。
でもスポーツである以上、点数を付けなくてはならない。
そしてそのスポーツ部分が進化するので、点数化も複雑化してくる。
そうなると、以前のような自由な部分が圧縮されて、無味乾燥なものになる。
そういう傾向もあるには、あると思います。
スピンのレベルを上げるために、入りと出に難しいものを入れる、となったら、
ウィンドミルだらけになったり。
個性が出るのは、ステップとコレオ。
ステップもかなり制限があるので、かなり特徴的でないと、判別がつかない。
私も以前から、スケーターの演技に違う曲を被せてもわからない、というような
演技があるなぁとは感じていました。
さすがにネイサンや昌磨のようなトップスケーターは、一目瞭然だけれども
普通はレベルを取るため、こなすのでいっぱいいっぱい。
改めて思うのだが、
フィギュアスケートは、スポーツなのか、芸術なのか。
オリンピックにあるのだから、スポーツというカテゴリになるのだろうが、
場外乱闘している人たちは、何だと思っているのだろうか。
私は、こんなに芸術点とか技術点がどうとか言っているのであれば、
バレエのようなカテゴリにしてしまえばいいと思う事もある。
そうなると、今までの用に、やれインターハイ、インカレ、国体、などに
参加できなくなるし、大学でのクラブとしても難しくなることも多いかもしれない。
一部のファンが「美しいから」とかジャッジがおかしいとか、陰謀とか
言って騒いで、他の選手を貶めているのは、心が痛い。
美しさというのは、趣味趣向の問題で、どのようにジャッジするかは、確かに難しい。
だからスポーツである以上、美しくジャンプが決まったり、スピンの回転数、速度、
ステップの確かさ、というのが大きく配点されるのは致し方ない。
ただ、スノボだったり、モーグルとか、スキージャンプに至っても、
技術点以外のものが加味される事もあり、これはやるせない。
と、私自身もグルグルしてくる。
どの選手が芸術性が素晴らしいとか、技術が素晴らしいとか、
色々批評されているが、その都度右往左往してしまうファンの気持ちもわからないではない。
でも、最近思うのだ。
この選手の演技が好き、うまい、と思ったら、ジャッジ以外の意見はあまり真に受けない方がいい。
自分の感覚を信じるのだ。
そこで、点数が自分が感じるより多かったり、少なかったりしたら、
色んな人の意見を見て、自分と同じ意見より、点数が出た根拠がはっきりと述べてあるコメントがあれば、それを見た方がいい。
そしてそれと、自分の意見を比べて考えるのだ。
それが嫌なら、ただ見るだけにして、SNSで暴れるのはやめるがいい。
そんな事しても自分の推しの選手は喜ばない。
応援してくれるファンはいいが、暴れるファンがいい、と言う選手がいたら
それはアンフェアを望んでいる選手だと思う。
(正々堂々と不正を述べるのは、いいが、それもきちんとした根拠を出さないと)
SNSは自己表現の場とも取れるが、他者を傷つけていい場所ではない。
この問題になると、自分も段々混乱してきます。
とりあえず、演技の好き嫌いは誰にでもある!
私はネイサンの演技が大好きである。
以上!!
【今日の独り言】
この話題は何日か、継ぎ足しして作ったので、
なんだかおかしいかも。
3月って忙しいですよね・・・・・