とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

主催者とスケ連へ物申したい

来シーズンに向けて、色々な情報が出てきていますね。

げんさんサマーカップのお知らせが出てきたら、「ああ、夏ももうすぐね」と

思ってしまった。

 

      



SNSではアイスショーについての意見が色々交わされている。

アイスショーの感想だったり。

アイスショーの期待値だったり。

 

そんな中、海外から来た観覧者のエピソードがありました。

なんでも、空いている良席に座っていたという。

このショーについては、昨年電飾のバナーで問題になっていましたね。

電飾ってすごいな、どこから電源取ってるんだ、と思いますが、

特徴的なのは、「自分本位」という事。

 

いかに自分が推しのスケーターの眼にとまるかどうか、とか

いかに自分が推しのスケーターを良く観たいからとか、動機がお子様すぎる。

 

観劇とか観戦マナーって重要ですよね。

 

私は最初に見に行ったのは、高校生のときの「東京キッドブラザーズ」

その次に東宝ミュージカル、四季、音楽座、キャラメルボックス…とその他。

 

ロンドンや、ブロードウェイでミュージカルもみた。

オペラガルニエでバレエも見た。

ミラノスカラ座の天井桟敷でオペラも見た。

 

場数を踏んで、観戦マナーを身に付けて行った(と思っている)

しかし、試合はちょっと違う事もあるけれどもね。

 

最初に見に行った頃は、まだ携帯電話がなかった。

その後、携帯の普及に伴い、観劇中に携帯電話が鳴るというアクシデントを

避けるべく、興行主は色々考えただろう。

 

件のキャラメルボックスは「携帯電話チェックタイム」なるものを作り、

公演前の前座として歌ったり、注意したり、もう大変だった。

CDまで作っていた。

それでも鳴るのが携帯電話だったが。

 

ライブをDVD化する側としては、恐ろしいものだったろう。

実際キャラメルボックスの収入源にもなっていたから。

 

これはビジネスのお話。

では、フィギュアの試合、アイスショーではどうか、ということであるが、

アイスショーの方がルールに厳密になっている。

なぜならビジネスだから。

でも、それでも緩い。

アマチュアスポーツの変形だからだろうか。

 

この場でも私は、試合、ショーでマナーが悪い人達に関して、かなり

神経を使ったとか、メンタルがやられたりしたこと、怒った事など

漏らしてきたが、よくよく考えてみるとなぜ高い代金を払って、こんな思いを

しなくてはならないのだろうか、と思う。

 

それでも行くのは、今応援している選手がいつまで現役でいてくれるかわからないから。

いつまで滑ってくれるかわからないから。

アスリートはアーティストより期間が限定されるのと、本当に旬の時期というのが

あるので、それを見過ごしたくないからだ。

 

そんな弱みに付け込んで、観戦環境を整えてくれない興行主とスケ連には

改めて猛省をして欲しい。

 

アイスショーだから、多少の雑音はいいのか知らないが、会場の雑音が利益に直結したら、きっと対策するのだろうが、アイスショーで花の投げ入れがないのは、時間厳守だからだろう。

普通は試合こそ、環境を整えるべきなのに、それをしなかったスケ連はどうかと思う。

 

そして試合中、というかスタート前の客席の私語と、観やすい席への気配り。

 

ここのところ、新しい観客の新陳代謝があるせいか、初めて会場で見た、という

人もある。

さんざんSNSでも問題になっているのに、なぜ対策をしないのだろうか。

始まる前のオーロラビジョンでガンガン流せばいいじゃないか。

それともあの時間ですら、広告収入に充てないといけないのか。

 

スポーツにおいて、ライブ感というのは何にも代えがたい素晴らしい空間なのだが、

それを満足させずに帰すというのは、スポーツの振興に大きな影響を及ぼす。

今は推しが出ているから、高いチケットを買って、忙しい時間を調整して駆けつけるが、それがいなくなった後でも見に行きたいと思わせる環境作りをすべきではないか、と思うのだ。

 

選手に対しての配慮がない、ととある選手のファンがいつも怒っている。

何をそんなに怒っているのかわからないが、とにかく怒っている。

 

その選手はなんでもスケート界の宝だから、十分な気遣いが必要だ、

彼がいなくなったら、スケート界は終わりだ、くらいな勢いである。

 

これに関してはものすごく意見を物申すことになるが、人気のある選手が引退したとて、その競技は終わりはしない。(敢えて人気、と言わせてもらう)

 

ただ、競技としてあまりフューチャーされなくなる、という事はあるかもしれない。

しかし、競技として魅力があれば消滅はしないはずだ。

 

その魅力が、一般に伝えきれず、弱体化するのはあるだろう。

特にスケートは、エネルギー問題もあるし。

 

少子高齢化となり、競技人口もこれから増えない日本において、フィギュアの観客を増やすには、海外(人口が多く、経済的にも豊かな国)からの観客を増やすのは必須となるだろう。

 

そうなると、日本の中でもマナー問題が勃発しているのに、異文化の海外からの

観客とに問題が起きないなんて、思う方が間違っている。

 

私は問題が起きても、いいと言っている訳ではない。

問題が起きる事を想定しない、興行主がいることがいけないと言っているのだ。

 

アイスショーは高い。

遠征したら、海外行った方がいいんじゃないか、くらい高い。

テレビで観て、一度ショーとか試合に行きたい!と清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったチケットの席が、かなりの見切れ席だったり。

万難を排して手に入れた良席を、マナー知らずの観客がせしめていたとしたら、

いい思い出になるはずがない。

 

Twitterでつぶやかれたものを読んでいると、ものすごく悲しくなった。

私も他の観客に惑わされて、ネイサンのスケートが心穏やかに見れなかった事も

思い出され、怒りを覚えた。

今、私はたまたまチケットを買えるような環境にいるが、それは僥倖にすぎないのかもしれない。

ただ一回行けるチケットでそんな目に遭ったら、悲しくてやりきれない。

もう二度と行くものか、と思ってしまうと思う。

そしてその選手を見るたびに、イヤな思い出も蘇ってくるのだ。

 

 

             


そんなことをさせてはいけない。

 

今一度、主催者とスケ連に言いたい!

 

席の見え方、チケット代金を見直すのだ!!

そしてマナーを守るように、観客を教育するくらいの気持ちで注意喚起をして欲しい。

 

そうしないと、人気選手の引退ではなく、競技自体飽きられてしまう事もあると

いう事を肝に銘じて欲しい。

 

そして自分も、他の人のイヤな思い出の原因を作らないよう、気を付けたいものだ。

 

【今日の独り言】

キャラメルボックスの携帯電話チェックタイムとか、CDとか

そういう喚起方法も取り入れたらどうだろう、とか思う。

 

あと、ウィンブルドンとかテニスの試合の観客のマナーとか。

お手本にするところはたくさんあると思うのですけれどもね。

 

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