昨夜の「日本代表が選ぶスゴい選手&この日本代表がスゴい」!ベスト20」と
いう番組を見ました。
🌈🌈 いよいよ今夜9時放送🌈 🌈
— 加藤浩次&中居正広の歴代日本代表256人が選ぶ この日本代表がスゴい! 9/11(月)21時〜 (@NTV_OIYAMAD) September 11, 2023
「加藤浩次&中居正広の歴代日本代表256人が選ぶ
この日本代表がスゴい!ベスト20」🏅🏅
あと4時間で OA‼️‼️#この日本代表がスゴい#加藤浩次#中居正広 #岩田絵里奈#石川祐希#三笘薫 #浅田真央#村上宗隆 #河村勇輝 pic.twitter.com/BcSokKpcX4
色んなスポーツ競技の日本代表が選んだ、その中でも「スゴい」と思った
選手をアンケートで調査して、ランキングを発表するという番組ですが、
失礼ながら、ある程度なんらかの忖度が入っているのかな、と危ぶんでもいました。
今、ジャニーズの問題でマスコミの対応も問題となっている。
自分たちの都合のよいネタを積極的に出して、都合の悪い問題にはフタをする。
そんなメディアが作る番組なんで、どうだろう、と思っていました。
中身を見てみたら、思ったよりマトモで、びっくりです。
やはりアスリート同士の繋がりも意識したのか、あまり手を入れられないネタなんでしょうね。
この時期、どうしてこの番組なのか、というと、サッカーとラグビーのためかなと
思うと、それも致し方ない事かとも思いました。
人の気持ちとか、その場の熱狂というのは移ろいやすい。
火が付きやすく、消えやすい。
光が強ければ、強いほど、後の暗闇が深く消えていく。
そういうものにもう一度火を付けようとするのは、悪い事ではない。
そして、団体競技を除いて、吉田沙保里さんに続いてトップ10に選ばれたのが、
真央ちゃんというのに少々驚きました。
もちろん私たちファンの間では当然でしょうが、これだけ五輪金メダルを推奨しているご時世において、ソチでメダルを獲れなかった真央ちゃんが、アスリートの中で
選ばれているのに、改めて感銘を受けました。
それはスポーツでは成績至上主義だけが、感動を呼ぶものではないという事を
思い出させてくれたからではないでしょうか。
確かに結果が伴うというのは、ものすごくわかりやすい。
スポーツというのは、その一瞬だけでなく、その一瞬のためにどれだけの努力が
あったか、というのが一番大変なこと。
それが透けて見えるものに対して、私たちは無意識に感動する。
ケガからの復活、とかいうのが一番わかりやすいけれども、番組内で萩野公介が言っていた一言に、また震えました。
「ピークはもって2~3日。試合の3日くらい前の方が調子よかったな、ということは
ままある」(原文そのままではありません)
一年のうちに、五輪ならその試合の日、一日だけに向かってピークを持ってくる。
それがちょっとずれたり、ピーキングがうまくいっても、外的要因などの影響で
それがずれる事もあるでしょう。
なんで不調なのか、わからない。
それをたった一晩で、持ち直したアスリート「浅田真央」に驚いたのでしょう。
本当のアスリート魂を持った選手がもたらす感動に、「結果だけじゃない」ものを
感じたのでしょう。
もちろん結果は重要ですけれども、いわゆる昌磨の言う
「真剣勝負の先にある美しいもの」がそこにあった。
勝ち、というのが一番見えやすい。
でも、勝たなくても、メダルが獲れなくても、それを見せる事ができた。
そこに感動したのではないかな、と思いました。
もちろん、それは過去に結果を残している、というのが大前提ではないかとは
思いますが。
【今日の独り言】
こういう企画の時にいつも思い出すのが、昌磨の言葉。
マジ名言だ、と毎回思うのです。