とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

いっそ、課題曲にしようぜ。(被ったプログラム使用曲について)

NHK杯が終わって、無事ファイナル進出者が決まりましたね。

男子は、割と国がバラけてバランスはいいけど、昌磨がいないのが寂しい。

せめてもの、ボーヤンが出れるようになってうれしい。

 

さて。NHKが終わって感じたこと。

 

 

毎年、プログラムの選曲には流行りがあるとはいえ。

ひとつの大会で重なるのは大変珍しい。

そして。

ミュージカルや、映画音楽なら、どの部分を取るか、というので

割と印象がばらけるのですが、今年はGPSでなんか目立ちましたね。

地上波だけ見てるとわからないかもしれませんが、ライスト見てると、結構

「おお、これ、また!」って感じだった。

 

ブルース・フォー・クルック

特にこれ、かの高橋大輔選手が難しい曲に挑戦しているなーと思って

かなり感動した作品。

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 これを滑っていたのは・・・・

ロステレコム杯

ナム・ニューエン(SP)

アレキサンドル・サマリン(FS)

ウラジミール・リトヴィンツェフ(FS)

 

TLでは、「ブルース祭り」と言われてた。

今はヴォーカルも認められて、かなり色んな曲が選ばれているけど、

2011年シーズンで選んでたのには、かなりチャレンジングだったように思える。

 

 

 シンドラーのリスト

そしてもうひとつ、目立っていたのは、「シンドラーのリスト」

今でも思い出すのは、ソチオリンピックのユリア・リプニツカヤ

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これを滑っていたのは・・・ 

NHK杯

ジェイソン・ブラウン(FS)

ロマン・サドフスキー(FS)

アントン・シュレポフ(FS)

中国杯

宮原知子(FS)

 

あとは、もっといるかもしれませんが、私の見た限りではこれだけでした。

他でも見かけたらすみません。

 

みんなそれぞれ、でしたが、個人的な好みで言えば、

シンドラーは、リプちゃんのが好きかもしれない。

映画のイメージを体現していた。

 

リプちゃんは、赤い服の女の子を演じる事で、テーマを俯瞰してみることが

できたけど、そのものをダイレクトに扱うには、民族的な問題が絡むので

取扱が難しい(さっとんのダビデの星も問題になったしね)

 

しかし、同じ曲で同じ大会でこれだけ被るのは珍しい。

かつてオペラ座が流行っていた時ありましたけど、ひとつの大会で

これだけ被るのは珍しい。

 

でも面白かった。

選手によって色々表現があるのだな、と。

 

これを見て思いましたよ。

 

「課題曲」を設定するのは、どうでしょう。

 

フィギュアを技術と芸術点で分けようとかなんとか、問題になってたよね。

あれは、スポーツとしてはどうなの、って感じになるので、反対です。

私としては、コンパルソリを復活してほしいところ。

今でも技術がどーだ、スケーティングがどーだと意見が割れるから、

スケーティングの技術点は眼に見える形で点数にしてもらおう。

しかし、地味だから、たぶん面白くないんだろうね。ビジュアル的にも。

 

でも真央ちゃんのチェロスィートもあるし、あんな感じで曲をつけて

コンパルソリの与えられたステップ、スピン、エッジワークを見るってのも一興だと

思う(←時間がかかるって)

それでもだめなら、どうですか。

 

課題曲を決めて、みんなそれを滑る。

構成もみんな同じにする(順序は入替可能)

ジャンプはみんな同じ。ステップとスピンは難度は自由として。

(たとえば ルッツが課題になったら、転ぼうが何しようが、入れる。

但し、三回転か四回転かは選んでよし)

 

上手い下手がよくわかりますよ~。

これで文句ないでしょう?

 

バレエのコンクールだって、課題曲があるんですもの。

あ、もちろんフリーは好きなのをやってもらっていいですよ。

同じものを滑ると色々明らかになるよね。

表現のオリジナリティとか、世界観とか、技術とか。

 

まぁ、それでも文句言う人は言いますね。

そもそも文句を言う権限があるのかないのか、わかりませんけれども。

 

なんで、こんな提案をしなくちゃいけないかというと、

方々で、今年の試合のジャッジに文句言ってる方々いますね。

私も不満だらけですよ。

言いたいよ。

フランス杯ひどかった。

 

でも、私たちがどうこう言えるものでない。

ましてやそれを影響力のある現役選手が発言したり、ファンが投書したりするのは違うというものです。

 

何度でも言う。

自国の連盟がそれをやれ。

そして、きちんとテーブルの上で話し合ってください。

 

多数決の原理で、物を動かしてばかりいると、

本質からずれる可能性があります。

 

柔道がいい例ですよ。

柔道から、JUDOになってしまった。

これは、世界中で柔道人口が増え、日本の「道」の論理が通らなくなってしまったから。

 

民主主義ですから、多数決はあたりまえと思っているかもしれませんが、

民衆の多数決がすべて正しいわけでもない。

もちろん正しいケースもあります。

 

ナチスや文革のようにならないように、思慮深くいきたいものですね。

 

でも、課題曲、おもしろいと思いませんか???

 

昌磨がネメシス

ネイサンがグレスピ (←主旨が違う。それじゃチェンジじゃん。)

 

一度見てみたいなぁ(笑)

 

 

 

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